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出来ている事と出来ない事を分けること

かや野カウンセラー

「あなたはいつもそうね」

「みんなが言ってる」

「どうしてあなたはいつも嘘をつくの?」

「あいつは何をやってもダメなやつだ」

ぶぶーーー

その言い方は間違えています。
いつも、とか、みんな、とか、何をやっても、とかいうのは正確ではありません。

「あなたはいつもそうね」
小さい時、わたしは母親の言う事をきかない子どもでしたが
いつもきかないわけではなく、いつも嘘をついていたわけでもありません。
過去の母に「NO! おかあさん、あなたは間違えています」と言いに行きたいです。

「みんなが言ってる」
は私が言いましたね。みんな持ってるもん。みんなやってるもん。
すると母は「みんなって誰よ。誰だか言ってみなさい」

こうなると子どもは大人に勝てません。汗
みんなじゃないことを白状しなければなりません。
悔しいですね。

「あいつは何をやってもダメなやつだ」
これも巷でよくききますが
何をやってもダメなやつなどこの世にいません。
何をやってもだめだったら今生きてなどいられません。

そんな声が聞こえると
あいつの「何」がだめなのかを言って下さいと心の中で毒づきます。

子育てでも仕事でも、
一つできないことがあると、今まで出来なかったことを思い出して付け加えて
あれもこれも、と丁寧におだんごをこねるように
増やして大きく、また増やして大きくしていきますが
ほんとにそうでしょうか。

いつもできないのですか?
子どもが駄々をこねるとイライラしてキレてしまう。怒って泣かせてしまう。
どうしてわたしはこんななんだろう。どうしてもっと良い母親になれないのだろう。

それで悪い母親である烙印を自分に押します。
悲しくてなにもかもが出来ていないように思え、これからも悪いことばかり、
子どもが良い子になれない、良い人生を送れない、未来は真っ暗な気になります。
でも本当にそうでしょうか。
ご飯もまあまあ作れている。お風呂にもたまには入れている。
おむつもなんとか代えられていれば素晴らしい母親だと思います。
それができなくても何か出来ていることは有るはず。
出来ている事と、なかなか出来ない事を分けてください。

仕事でミスをした。
友達にきついことを言ってしまった。
過去にあった悪いことをたくさんの引き出しから選び出して山のように積み上げて
「ほらね。私ってこんなにダメだ」
と思い込むのはやめましょう。

それがあなたの全てでしょうか。
違う引き出しには、あなたが仕事で行ってきた小さな成果があるはずです。
友達にかけて友達が元気を出した言葉があります。
努力してきたこと、くじけずに挑戦してみたこと、
あたたかな心遣い、精いっぱいの気持ちでかけた言葉。
それらを引き出しにいれて鍵をかけてますか?

出来ている事。
出来ない事。

出来ない事は次に出来るにはどうしようかと考えます。
こうしようかと考えれば、たいがいはちょっとはできるようになります。
出来ている事は鍵をあけて取り出し、
胸の中であたためて、たまに外に出して眺めましょう。
あなたには出来ている事がたくさんあるはずです。

まるくこねて、ラップをして日の当たる35度の部屋の隅において
発酵させてください。

2倍に膨らみます。

焼いたら美味しいパンができるはずです。

出来ている事と出来ない事を分けること

ちょっと気にしてみてください。

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