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心が限界を超える前に‥

田中カウンセラー

こんにちは!

子育てカウンセラーの 田中 里美  です。

季節はすっかり春ですね〜☆  桜が満開です!

今回は、特に「この春、新生活を迎える方」に、読んで頂けたらな‥って思っています。

現在9歳の、我が家の次男が「幼稚園に入園したとき」の話です。

次男は、要領が良く、友達付き合いも上手で、いつも輪の中心にいるような子です。
嫌な事は嫌とハッキリ言い、友達と喧嘩もします。

5月生まれなので、幼稚園に入園する4月には、もうすぐ4歳ということもあり、しっかりとしていました。
未就園児クラスでも、お友達がたくさんいたし、生活面も、だいたいのことが自分で出来ていました。
私は「この子は大丈夫!」だと、心配せずに‥入園を迎えました。

☆☆☆

幼稚園が始まり、予想通り次男は、登園を嫌がることもなく、毎日自分で身支度をし、元気いっぱい出かけて行きました。

園バスに乗る時「ママ〜」と、泣いている友達の手を繋いであげている次男の姿を、何度も見ました。
「お着替えやお支度が、何でも上手に出来て凄い!」とか「お友達の着替えを手伝ってあげたり、泣いている子を気遣ってあげていたりしていて、優しいですね」‥など、先生に聞く次男の話は、そんな‥お褒めの言葉ばかりでした。
親としては正直、嬉しくなってしまっていました。

でも時々‥家に帰ると、凄く我が儘になり、癇癪を起こして、私を困らせることがありました。
幼稚園で頑張っている分、その反動で、家では我が儘になり、バランスを取っているんだな‥と思い、我が儘や癇癪は、怒らずに気持ちを受け止めてあげ、言って聞かせて納得させるようにしていました。
私は、こうすることで‥次男の心を、理解出来ているつもりになっていました。

でも実は‥次男には、母親の私ですら、気づいてあげられなかった「弱点」があったのです。

「自分の、弱いところを見せたくない!」

↑  これが、次男の弱点です。

長男は「嫌なことを、ハッキリ嫌と言えない」ところが弱点です。これは、周りを気遣って‥我慢してしまう「自己犠牲」から、そうしているものです。
(*長男入学時の話を載せたエッセイ‥昨年10月の「心の充電をしてみませんか?」←もし興味あれば、ご一読下さいませ)

しかし‥次男のは少し違います。
弱音を吐く自分になりたくないから「やせ我慢」しているのです。要するに、プライドが高いんです。

どちらも「無意識」に、そうしているもので、積もり積もっていくと‥心が苦しくなります。

☆☆☆

ついに‥次男は、身体に症状が表れました。
原因不明の嘔吐を繰り返し、病院をハシゴし、検査しても異状が見つからず‥入院しても治りませんでした。
最終的には、大学病院で「アレルギー性胃炎」と診断されました。

自律神経のバランスを崩した状態で、原因は「ストレス」なのだそうです。

ストレスと聞いて‥私は、幼稚園入園後の次男を、思い返してみました。

幼稚園でもらった誕生日カードの、
「何でも上手に出来る‥ゆきぐみの頼れるお兄さん!」という先生のメッセージを見た時、次男が全然嬉しそうじゃなかったことを思い出し、ハッとしました。

毎日泣いているAくんというお友達が、次男のことを好きらしく、先生に頼まれ、色々世話してあげていることを、私に話していたことも思い出し、急に気になりました。

次男は、先生に褒められ、みんなに頼られ‥
それに応えなきゃと、一生懸命「良い子」になっていたのです。

多分、プライドが高い次男は、弱音を吐くことが嫌で、無理していたのでしょう。

私は、この子は心配ない!大丈夫!と、思ったことや、家に帰って来ると‥我が儘になる次男に付き合いながらも、次男の本当の苦しさに、気づいていなかったことを、反省しました。

私が次男の心の苦しさをわかってあげたら、不思議と、次男の嘔吐は回数が減りはじめ、我が儘や癇癪もなくなり、また幼稚園に元気に登園しました!

幼稚園で、良い子になり過ぎていたことを、先生方に話し、理解して頂きました。
「凄いね!さすが〇〇くん!」など、皆の前で褒めたりし過ぎないよう、気をつけてくれることになりました。Aくんのことも、負担になっていたのだとわかって下さいました。

次男にも「皆同じ年少さんだから‥あなたは、お兄さんじゃないよ。大変な時は大変って、言っていいんだよ。」と、話しました。
段々に次男は、幼稚園で、良い子になり過ぎずに、「自分」を出せるようになりました。

私は不器用な子どもだったので、何でも器用にこなせる次男を、我が子ながら凄いな‥と思っていましたが、器用な人にも、その人にしかわからない苦しさがあるのですね。

☆☆☆

春は、たくさんの出会いの季節です。新しい世界の始まりですね。

きっと誰しも、夢や希望だけでなく、不安な気持ちがあることでしょう。

何事もチャレンジしたり、頑張る意欲は大切です。
でも‥「頑張り」が、自分の限界を超えると、苦しさで‥心や身体に不調が出ることもあります。

限界を超える前に‥弱音を吐いていきましょう!

新生活で「心」の疲れを感じたら‥カウンセリングで、苦しさを話してみませんか?

私は、クライエント様の心が「どうして疲れちゃったのか?」心に寄り添い一緒に考えます。

クライエント様が、心の疲れを癒し、充実した新生活を送れますことを、願っています。

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