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子どもたちの世界は学びの場

田中カウンセラー

こんにちは!

 

ナイトカウンセラーの  田中  里美  です!

 

私は、元保育士!

子ども大好きな、おばさんです☆

 

育児の上で、過保護になりがちな自分を、反省し「見守り」の姿勢でいようと、「子どもには、子どもの世界があるんだから~」‥ って、思いながら、毎日を過ごしています。

 

でも、そうは思っていても‥たくさんの失敗や反省があります。

今回は失敗談の中から‥私が「子どもたちの世界」に立ち入ってしまい、反省したことを、お話します。

 

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長男が四年生、次男が一年生の時のことです。

 

当時の我が家は、短縮日課の午後などに、

長男も次男も友達を呼ぶので、リビングが賑やかでした。

 

 

大勢で遊んでいると、色々なことがありますが、なるべく口出しをしないことにしています。

でも「テレビゲームは、順番にやる。」

というルールだけは、子どもたちに守るよう、伝えていました。

 

ある日、いつものように、我が家のリビングで大勢で遊んでいた時のことです。

 

長男のクラスメイトのA君が、ゲームのコントローラーを、独占していました。

自分の番が終わっても、次の子に譲りません。

本当は、次は長男の番でした。

 

長男は「A君、次は僕だよ、かわってよ。」と言っていましたが、全然かわってくれません。

 

他の子は、諦めて違う遊びをしたり、外に遊びに行ったりしてしまいました。

 

「あとちょっとだけ!この面クリアしたらね~」と、A君は、まだゲームをやめません。

長男は、A君の隣で、順番を待っています。

それが‥なかなか終わらないのです。

 

私は、我慢出来なくなってしまい、A君に言いました。

 

「ねぇA君、ゲームは、順番にしようよ。次の人が待ってるでしょ?代わりばんこっていうルール、守ろうよ。」

 

A君は、「あ~‥はい、これ終わったら、かわります。」‥と、少しきまり悪そうに答えました。

 

そのあと、長男は、やっとゲームが出来ました。

 

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そういえば‥このA君て、いつもゲームすると、なかなか次の子に譲らないんだよね‥と、私は、前から思っていました。

 

夕食の時、私は長男に言いました。

「A君、なかなかゲームかわってくれなかったね。あの子って、いつも譲らないよね。困ったね。」

 

すると‥長男からは、思いがけない言葉が返ってきました。

 

「お母さん、A君は優しいよ。

ただ‥あのゲーム持ってないから、ちょっといっぱいやりたかったんだよ。僕は待ってるの、別に、全然平気だったんだよ。‥Aくんがクリア出来るように、応援してただけだよ。」

 

それを聞いた私は‥

『あ!!やってしまった~!!』と、思いました。

 

確かに‥「ゲームは順番こでやること」というルールは、「良いルール」だけど、順番こしないことが、必ず「悪いこと」ではないのかもしれません。

長男は「A君のやっているゲームを見て、応援しながら‥待ってること」を、ちゃんと楽しんでいたのです。

 

長男が言った

「待ってるの、全然平気だった」という言葉は、長男の「世界観」の中の、長男の気持ちです。

 

なのに、私は‥私の「世界観」で考えた。

「あの子、譲らないよね。困ったね。」と、A君を「困った子」と、決めつけて見ていました。

 

長男は、別に困ってなかったのに‥

 

A君が、ゲームをずっとやっていたら‥ゲーム以外の遊びを見つけてもいいし、

つまんないからと、外に遊びに行ってもいいし、

長男のように、A君が終わるのを待ちながら‥隣で、見ていてもいいし、

「次僕だよ!ズルイよ!」と、順番守らないことを抗議したっていいのです。

 

どれを選んでも、自由です。

 

子どもたちだけで解決出来なかったり、困ったら‥

「大人に相談する」

「大人に助けてと頼む」という選択肢もあります。

こちらを選ぶのも、自由です。

 

もし、長男が本当は「A君かわってくれない‥」と、困っていたとしても、困った時、どうするかは、長男が考えるべきです。

私は、頼まれても、相談されてもいないのに、勝手に行動してしまいました。

 

子どもだって、「自分で選んで‥自分の意志で行動する力」を持ってるはずです。

大人が介入してしまっては、長男が自分で自分の気持ちを伝える力が、育たないですよね。

 

もちろん、どう見ても「弱いものいじめ」だったり「危険が伴う時」「人に迷惑かけている時」などは、頼まれてなくても、側にいた大人として、直ぐに行動するべきだと思います。

 

しかし、今回のことは、まだまだ‥見守っていていいことだったと思います。

 

長男にも、A君にも、悪いことをしてしまいました。

 

私は、A君のことを「困った子」と、決めつけたことや、介入してしまったことを、長男に謝りました。

Aくんにも‥心の中で謝りました。

 

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子どもには「子どもの世界」があります。ここに、今回の私のように「タイミングと方法」を誤って、介入すると‥途端に世界が壊れてしまいます。

 

大人は、必要に応じて、助けてあげればいいのです。

 

みんな仲良くしなさい!

喧嘩しないで遊びなさい!

順番こにやりなさい!

 

これらは、大人の都合で決められたルールなのかもしれません。

 

こんなこと言ったら、怒られちゃうかもしれませんが‥

「みんなお行儀良く‥ルール通り」なんて、もっと、大人になってからで良いのかなって思ったりもします。

 

子ども達は、ルールから外れても、上手くいくこともあるし、相手がルールから外れて困った時、うまく遊べない時、どうしたら良いかを考えて‥自分で行動する。

そこからたくさんの学びがあり、成長していきます。

 

子どもの喧嘩は「世界観」のぶつかり合い、大切な経験値です。

喧嘩から、どれだけ多くのことを学ベルでしょう!

学びの場を、奪っては‥勿体ないですね。

 

大人だって同じです。

お互いに「人としてのモラル」を、きちんと守っている中でも、意見の相違があったりします。

気持ちがぶつかり合ったら「どうしたら良いかな?」と、それぞれが考えて歩み寄り、自分の世界観を、相手の世界観と少し重ねてみる‥

人間関係を作る中で、大切なことだと思います。

 

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私は、クライエント様一人一人の「世界観」を理解出来るよう‥とにかく丁寧にお話を聴くことにより、クライエント様の「世界」に、降りていきたいと思います。

 

私の世界観で「良い」「悪い」と決めつけたり、世界をよく理解していない段階で、無責任な介入をすることはありません。

 

どうぞ、安心して‥

「あなたの世界」の中で起きた出来事を、あなたの言葉で、話して下さい。

私は何よりも、あなたの「心」を、大切にしたいと思いながら、いつも、カウンセリングに臨んでいます。

 

☆田中  里美☆

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